家を飛び出してからすぐに僕は 忘れ物に気付いたんだ
どうしようかな 迷いを道連れに面倒くさくなった
誰も知らないところで起こっている 僕だけが抱えてしまった不安に
泣きたくなりながら 先を急いでゆく
悲しいシーンのヒーローを 思い浮かべて
それと僕とを重ねたりして
笑顔ではしゃぎながら心の奥で怯えて 目の前にチャンスが転がっていてもきっと後ずさってしまうだろう
消えゆくと分かっていてそれでも願いを込める 果敢なくて大きな流星のように振り返りはしないから
考えはしないようにすればするほど 気持ちは大きく膨らんで
大空へ飛び立つかのように 浮足立ってゆく
どんでん返しの展開じゃなくていい でもこのまま終わって欲しくもない
気付かないと分かっている それでも見て欲しくて あらゆる光で瞬いて僕の存在を示している
切なさを忍ばせたふざけた笑顔をまとって 君の姿を僕は探していた 誰にも知られないように
今夜一人破裂しそうになる思い すぐに溶け出してしまいそうになる願い
熱を帯びないように 冷え切ってしまわぬように ずっと心で抱きしめている
消えゆくと分かっていて それでも願いを込めて 心の声を聞きながら自然と涙がこぼれる
切なさを忍ばせた ふざけた笑顔をまとって 君の姿を僕は探していた 誰にも知られないように